菅野復帰情報に非公開練習 巨人・原監督「かく乱作戦」の真意

公開日: 更新日:

「本人は日本シリーズに照準を合わせ、懸命にリハビリに取り組んでいる。状態次第では週明けにキャッチボールを行う予定もある。ただ、原監督だって無理をさせるつもりは毛頭ない。菅野はエース格ではあるけど、日本シリーズでも内海、沢村、杉内、小山の4人で先発は回る。2年前も左肩痛で離脱していた杉内をチームに帯同させた上で、CSと日本シリーズで一度も投げさせなかった。対戦相手は『杉内は投げられるのか』と情報収集に追われた。今回も相手チームに菅野が間に合うかもと思わせられれば、それでいいんです」

 集まった1500人の前で三味線を弾いたのなら大した指揮官だ。秘密練習、先発かく乱、そして菅野の復帰情報……。リーグ3連覇を達成したとはいえ、少しでも情報戦で優位に立ちたいという思惑は、原監督の自信のなさの表れかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘