急増「地元ファン」に私生活妨害され ロイヤルズ青木タジタジ

公開日: 更新日:

■自宅前で青木を待つファンまで

 青木は試合後に家族やトレーナーと食事に出るのがシーズン中のささやかな楽しみであり、息抜きだった。昨季まで所属したブルワーズ(ミルウォーキー)、今季のロイヤルズとも田舎球団。チームも弱く、日本から来た小柄な選手に関心を示す地元ファンは少なかった。街を歩いていても声を掛けられることはほとんどなかったが、今ではこれまでのように家族との食事もままならなくなった。食事中でもサインや写真をねだられ、時には自宅の前でファンが待っていたこともあるというから大変である。束の間の家族とのだんらんを妨害されて、リズムが乱れたのも事実だろう。

 親しい関係者には「メジャーに来てこんな大変な思いをするのは初めて」と嘆いている。

 後がないロイヤルズは6戦目に本拠地に戻る。ヨスト監督は「ノリ(青木)は右翼に戻る」とスタメン復帰させると断言したが、果たして。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束