急上昇の青木株 GMが評価する「数字以上の貢献度」の中身

公開日: 更新日:

 ロイヤルズの29年ぶりのリーグ優勝に貢献した青木宣親(32)の評価が高まっている。

 ここまでポストシーズンは全8試合にスタメン出場し、27打数7安打の打率2割5分9厘、2打点。リーグ優勝決定戦進出を決めた地区シリーズ第3戦から4戦連続安打をマークし、チャンスメーカーとして3得点を挙げた。守備でも長打性の当たりをダイビングキャッチするなど、随所に好プレーを見せた。

 今季で契約が切れる青木についてデイトン・ムーアGM(47)は「もちろん来季も残ってほしい。数字以上にチームへの貢献度は高い」と残留させたい意向を明かしている。

 これは、決して日本の報道陣へのリップサービスではない。リーグ連覇を目指す上で青木を欠かせない戦力と評価しているからだ。昨オフ、ブルワーズからトレードで青木を獲得したのは得点力不足(昨季はリーグ11位の648点)を解消するため。ムーアGMは2年連続で3割5分以上の出塁率を記録した青木をリードオフマンとして期待し、その人間性まで調査した上で、トレードに踏み切ったという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし