カメラ窃盗疑惑もう一つの疑問 冨田を見捨てた水連の“思惑”

公開日: 更新日:

 仁川警察の取り調べに犯行を認めたのも、「『罪を認めれば大事にはならない。すぐに日本に帰れる』と言われた。次の日に帰国するので(競泳選手団の)みんなと一緒に飛行機に乗って帰れると思ったため」と振り返り、「でも次の日に飛行機に乗れず、話が違うと思った」といかにも不満そうな顔を浮かべた。

 いずれにしろ、突然の出来事に動揺があったことを差し引いても、25歳の大人の対応としてはどれもこれも幼稚で無思慮な印象が先に立った。

■弁護士の口からは「陰謀説」まで

 國田弁護士に「なぜ、(冨田を)弁護してやらなかったのか」と痛烈批判された日本オリンピック委員会(JOC)と日本水泳連盟(水連)の対応も理解に苦しむ。

 水連の泉専務理事は「我々もJOCも大使館員の方も一生懸命フォローした」と言い訳したが、鈴木大地会長の「やっていないという話は聞いていたものの、本人も混乱していたし、防犯カメラの映像もあった。取り調べで認めていて、証拠もあり、どうにも対応できなかった」との釈明を聞く限り、手をこまねいているだけだったことがよく分かる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒