復活気配のヤクルト由規 「故障で3年登板なし」の苦悩を激白

公開日: 更新日:

 ヤクルト由規(24)が復活の道のりを歩んでいる。10年には2ケタの12勝に加えて日本人最速の161キロ(当時)をマークするも、11年に右肩けん板損傷。以降、今季まで3年間、一軍登板がなかった。秋季キャンプ中の16日に四国社会人選抜との試合で2回無安打5奪三振、最速は148キロをマークし、復活に向けて順調に調整を進めている。その由規に故障後の苦悩などを直撃した。

――16日は3カ月ぶりの実戦登板でした。21日に終了する秋季キャンプは、どう過ごしてきたんですか?

「キャンプで練習を重ね、肩に疲労感を感じながらも離脱せずに投げられた。実戦で投げられて、今はホッとした気持ちです。チームメートよりもブルペン投球の回数、球数は多くはないですけど、投手コーチからは『コントロールはアバウトでもいいから、とにかく強い球を怖がらずに投げることだけを意識しろ』と言われてずっと続けてきました。今のところ順調にきていると思います」

――11年9月に右肩を痛め、12年からは一軍登板がありません。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人捕手戦争の行方に異変あり…他球団スコアラー指摘「甲斐は絶対的な存在じゃない」「固定ならむしろラッキー」

  2. 2

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 3

    小笠原慎之助ナショナルズ入り!水面下で激化していた争奪戦の舞台裏…プロ野球でタイトル無縁でも大人気のワケ

  4. 4

    今年のロッテは期待大!“自己チュー” 佐々木朗希が去って《ようやくチームがひとつに》の声

  5. 5

    阪神・佐藤輝明の機能不全は岡田監督の“旧時代的アドバイス”が元凶か…名球会会員は“前さばき”の悪循環を指摘

  1. 6

    若手の芽を摘む? 巨人・田中将大の活躍次第で崩れ去る「阿部構想」

  2. 7

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 8

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  4. 9

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  5. 10

    日本ハム新庄監督 やっぱり「育て方」に問題アリ?新人自主トレにすら目もくれない違和感

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  2. 2

    中居正広は「地雷を踏んだ」のか…フジテレビに色濃く残る“上納体質”六本木『港会』の存在

  3. 3

    「文春訂正」でフジテレビ大はしゃぎも…今田耕司、山里亮太、カンニング竹山ら“擁護”芸能人の行きつく先

  4. 4

    魅惑のEカップ・田中みな実がまんまる“美バスト”をまたまた披露!

  5. 5

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  1. 6

    フジテレビ騒動で蒸し返される…“早期退職アナ”佐藤里佳さん苦言《役員の好みで採用》が話題

  2. 7

    “天皇”日枝久氏しか知らない「ジャニーズ圧力」「メリーの激昂電話」 フジテレビは今こそ全容解明を

  3. 8

    入社式の仰天舞台裏 コネと忖度が横行するフジの末期症状

  4. 9

    ひっそりと存在消された NHK“車上不倫”人気アナカップル

  5. 10

    《フジが反転攻勢》《どうする文春!》中居正広問題の文春記事訂正に大はしゃぎの違和感…“直取材”対象はどこにいる