復活気配のヤクルト由規 「故障で3年登板なし」の苦悩を激白

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 ヤクルト由規(24)が復活の道のりを歩んでいる。10年には2ケタの12勝に加えて日本人最速の161キロ(当時)をマークするも、11年に右肩けん板損傷。以降、今季まで3年間、一軍登板がなかった。秋季キャンプ中の16日に四国社会人選抜との試合で2回無安打5奪三振、最速は148キロをマークし、復活に向けて順調に調整を進めている。その由規に故障後の苦悩などを直撃した。

――16日は3カ月ぶりの実戦登板でした。21日に終了する秋季キャンプは、どう過ごしてきたんですか?

「キャンプで練習を重ね、肩に疲労感を感じながらも離脱せずに投げられた。実戦で投げられて、今はホッとした気持ちです。チームメートよりもブルペン投球の回数、球数は多くはないですけど、投手コーチからは『コントロールはアバウトでもいいから、とにかく強い球を怖がらずに投げることだけを意識しろ』と言われてずっと続けてきました。今のところ順調にきていると思います」

――11年9月に右肩を痛め、12年からは一軍登板がありません。

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