巨人オーナーがラブコールも…松井秀喜氏は「暖簾に腕押し」

公開日: 更新日:

 巨人の白石興二郎オーナー(68)が改めてOBの松井秀喜氏(40)へラブコールを送った。

「君たちの報道では(松井が来月の宮崎キャンプに)来るってなってたけど。それはもう、ぜひ臨時コーチで来てくれればありがたい」

 7日、都内で行われた時事通信社の新年互礼会に出席。囲んだ記者を通してメッセージを送った格好だ。

 松井氏は昨春の宮崎キャンプで2週間の臨時コーチを務めたものの、今年は未定。昨年1月10日には、渡辺最高顧問、同オーナー、長嶋終身名誉監督、松井氏で4者会談を行った。その席上で将来、監督として迎え入れたい意向を松井氏に伝えたが、これも、同オーナーによれば、「今年? 予定はないよ」という状態だ。

 昨年末に系列スポーツ紙が「宮崎キャンプ視察!」とデカデカと報じれば、テレビでも「独占!長嶋茂雄の真実」内で、恩師でもある長嶋氏が松井氏の早期監督就任を熱望。「今年のシーズンオフあたりどうかなあ、やってくれると思うけどね」と発言している。あの手この手で、何とか松井氏に球団に関わって欲しいと手を打ってはいる。が、当の本人の反応があまりにも鈍いのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋