釜本氏が見たヨルダン戦 「不満はパスの精度が低すぎたこと」
相手ボールを奪ってから、素早い攻めでゴールに結びつけた。パスの精度はまずまずだった。ああいったプレーがアジアの大会では、普通に出来るようにしなければいけない。
■UAE戦はどれだけゴールを奪って勝つか
アジアの中での日本は、もう「勝って当たり前」のポジションにいる。アジアの大会で「どう勝つか」ではなく、世界を見据えながら「鍛錬の場にする」くらいの気概が必要ということだ。 決勝トーナメント初戦の準々決勝は、1次リーグC組を2位通過したUAEと対戦する(日本時間23日午後6時半キックオフ)。
攻撃を差配する背番号10の司令塔オマールを抑え、前線へのパスを断ち切れば、試合そのものは日本が負けるとは考えられない。
サッカーファンとしたら、むしろ「どれだけゴールを奪って快勝するか?」とワクワクしながら試合を見てもいい。
日本代表の選手諸君は「強い日本が見たい」という期待を背負ってプレーすることになる。もしチグハグな攻めしか見せられなかったら? その時は、盛大なブーイングを浴びせようではないか。