楽天 期待の松井裕樹が突然のリリーフ転向…正捕手・嶋の見解は?

公開日: 更新日:

日刊ゲンダイ連載】 橋本清の取りたて直送便「本音を聞きたい」

 キャンプ序盤、正捕手の嶋基宏(30)はこう言っていました。

「先発陣の駒不足? ですよね。他球団と見比べ不安があるのは確か。則本に続く計算のできる先発投手が何とか3枚、揃ってくれれば……」

 昨年、最下位に沈んだ楽天はエースの則本昂大(24)が14勝を挙げたものの、2ケタ勝利をマークしたのはこの則本ひとり。塩見、辛島が8勝でこれに続き、その次が松井裕樹(19)の4勝ですから確かにしんどい。

「でも、松井には期待してるんです。去年は正直、ハチャメチャでしたよ。ボールはどこに行くか分からない、投げるときの体勢は崩れる……。それが今年はそういうのが全然ない。取り組む姿勢も変わってきた。投球練習後に毎回、『嶋さん、きょうはどうでした? 自分ではこういう感じなんですけど、嶋さんの目から見ると違いますか? どうですか?』と向こうから積極的に聞いてくる。2年目の余裕が出てきて、自信を持って臨んでいるのが伝わってきます。今年の松井には期待できますよ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後