右ひじ不安を払拭 ヤンキース田中が「開幕投手」候補に浮上

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 田中の投球をブルペンでチェックしたロスチャイルド投手コーチは「もちろん、全てが順調に進むのであれば」と前置きした上で、「きょうの状態を見れば、(開幕に向けて)合わせられるだろう」と開幕投手に指名する意向を明かした。

 今季はエース左腕サバシアが昨年に受けた右膝手術の影響もあり、出遅れは必至だ。ヤンキースの先発ローテーションのうち、3人が故障明けだ。力量も含めて開幕を任せられるのは田中しかいないのが現状だ。

 田中の状態次第ではチームは開幕から低迷しかねない。

■OBの松井秀喜もキャンプイン

 ヤンキースの野手組のキャンプインに合わせて懐かしい選手が球場に姿を現した。

 昨年に引き続いてOBの松井秀喜が26日、臨時コーチを務めるためフロリダ州タンパのキャンプ地入り。主に若手野手の練習メニューを手伝うなど、精力的に練習施設を動き回った。

 田中とはあいさつをかわしたそうで「実力はもう十分に分かっている。あとは健康でいることだけです」とメジャー2年目右腕の活躍に期待を寄せた。

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