右ひじ不安を払拭 ヤンキース田中が「開幕投手」候補に浮上

公開日: 更新日:

 田中の投球をブルペンでチェックしたロスチャイルド投手コーチは「もちろん、全てが順調に進むのであれば」と前置きした上で、「きょうの状態を見れば、(開幕に向けて)合わせられるだろう」と開幕投手に指名する意向を明かした。

 今季はエース左腕サバシアが昨年に受けた右膝手術の影響もあり、出遅れは必至だ。ヤンキースの先発ローテーションのうち、3人が故障明けだ。力量も含めて開幕を任せられるのは田中しかいないのが現状だ。

 田中の状態次第ではチームは開幕から低迷しかねない。

■OBの松井秀喜もキャンプイン

 ヤンキースの野手組のキャンプインに合わせて懐かしい選手が球場に姿を現した。

 昨年に引き続いてOBの松井秀喜が26日、臨時コーチを務めるためフロリダ州タンパのキャンプ地入り。主に若手野手の練習メニューを手伝うなど、精力的に練習施設を動き回った。

 田中とはあいさつをかわしたそうで「実力はもう十分に分かっている。あとは健康でいることだけです」とメジャー2年目右腕の活躍に期待を寄せた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾