河治良幸氏が解説 ハリルホジッチ采配が読める「伝説の一戦」

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 本大会ではプレミア王者のマンチェスター・ユナイテッド、スペインの強豪ラ・コルーニャ、ギリシャの名門オリンピアコスを相手に奮闘。惜しくも3位で1次リーグ敗退となったものの、ホームではマンチェスター・ユナイテッドと1―1で引き分け、敗れた試合もすべて1点差とリールの戦力を考えれば、見事なパフォーマンスだった。

 多彩な戦術と采配でチームを操るハリルホジッチだが、彼の最大の強みは、どんな相手にも勝利を目指してベストを尽くす「不屈のスピリット」にあるのではないか。

 ハリルホジッチという情熱的な指揮官は、日本代表を強くするだけでなく、日本サッカーに大きな刺激を与えてくれる気がしてならない。

▽かわじ・よしゆき 73年、東京都生まれ。青学大卒。サッカー専門紙エル・ゴラッソ日本代表担当。近著に「サッカー番狂わせ完全読本 ジャイアントキリングはキセキじゃない」(東邦出版)。

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