河治良幸氏が解説 ハリルホジッチ采配が読める「伝説の一戦」

公開日: 更新日:

 本大会ではプレミア王者のマンチェスター・ユナイテッド、スペインの強豪ラ・コルーニャ、ギリシャの名門オリンピアコスを相手に奮闘。惜しくも3位で1次リーグ敗退となったものの、ホームではマンチェスター・ユナイテッドと1―1で引き分け、敗れた試合もすべて1点差とリールの戦力を考えれば、見事なパフォーマンスだった。

 多彩な戦術と采配でチームを操るハリルホジッチだが、彼の最大の強みは、どんな相手にも勝利を目指してベストを尽くす「不屈のスピリット」にあるのではないか。

 ハリルホジッチという情熱的な指揮官は、日本代表を強くするだけでなく、日本サッカーに大きな刺激を与えてくれる気がしてならない。

▽かわじ・よしゆき 73年、東京都生まれ。青学大卒。サッカー専門紙エル・ゴラッソ日本代表担当。近著に「サッカー番狂わせ完全読本 ジャイアントキリングはキセキじゃない」(東邦出版)。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒