親方たちはホッ…白鵬の「謝罪拒否」 いったい誰が困るのか?

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 また背を向けた。

 春場所11日目も大関豪栄道をものともせず、全勝街道を突き進む横綱白鵬(30)。取組後は相変わらず報道陣に背中を向けたまま、だんまりだった。どの力士もマゲを結い直しながら質問に答えるのが通例だが、白鵬は今場所2日目から取材拒否を貫いている。

 発端は、すでにご存じのように先場所の優勝一夜明け会見での「審判部は子供以下」発言。これをマスコミに批判されたことでヘソを曲げたのだが、しかし、よくよく考えれば白鵬がしゃべらないで誰が困るというのか。

 ある協会職員は、「少なくとも、我々は困っていません」と苦笑いしてこう続ける。

「むしろ、親方たちはホッとしていますよ。これまでの白鵬のワガママぶりは協会内でも問題視されていた。審判部批判も、事なかれ主義の北の湖理事長(元横綱)がトップだから大きな騒動にならなかっただけ。内心ではみんな『ふざけるな!』ですから。それをロクに謝罪もせず、しかもまたぞろエラソーな口上を垂れるようなら、誰かが爆発してもおかしくなかった。出来れば、このままずっと黙っていてほしいくらいですよ」

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