朝青龍が白鵬擁護 修正不能なモンゴル勢と世間の“ズレ”

公開日: 更新日:

 暴君が吠えた。

 3日、いまだ収束しない横綱白鵬(29)の失言騒動を、モンゴルの先輩横綱朝青龍(34)がツイッターで擁護した。

「審判部間違えもうあるよ!何回もう、あった俺の時!!」
「白鵬もう帰って来て欲しい!!前人未到!!つまらない事に意地悪されたら!!世界広いよ」
「白鵬いじめるな!!マスコミたち!!その心良く分かる人として!!」(原文ママ)

 さらに「つまらない事に厳しく文句言う、それより強い力士作る事大切!!」と返す刀で協会、親方衆も非難した。

 あの朝青龍が両横綱時代に犬猿の仲だった白鵬をかばうなんて薄気味悪いが、今回の件を「つまらない事」と言う時点でやはりモンゴル勢はズレている。

 審判部批判はあの業界ではご法度。その上、相撲協会が人種差別をしていると決め付けては火に油を注いだ。しかし、むしろ協会はモンゴル勢に大甘なのが実情だ。その「恩恵」を最も受け、度重なる素行不良も、お目こぼししてもらっていたのが朝青龍であり、白鵬ではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?