4勝1敗首位快走の阪神 「梅野と松田は課題多い」とOB指摘

公開日: 更新日:

 和田監督も同点を覚悟したに違いない。

 1日のヤクルト戦。2-1で迎えた八回1死一、二塁で打席はヤクルトの川端。右翼への打球はグングン伸びてフェンスに直撃。タイムリーかと思ったら、二走の荒木のスタートが遅れ、本塁でタッチアウト。阪神はこの回を無失点で切り抜けると、最後は呉昇桓が締めて接戦を制した。

 これで4勝1敗。開幕直後とはいえ首位快走。マスコミ関係者は相好を崩してこう言う。

「右翼の福留は川端の打球を捕りますよ、という感じでフェンスに当たる直前まで目を離さなかった。このトリックプレーに荒木がまんまとダマされたね。岩本の力投もあったにせよ、左翼ユウイチの失策から2得点を挙げるなど、相手がミスをして自滅してくれた。阪神は開幕カードの中日3連戦で3連勝したが、2戦目の延長サヨナラ勝ち以外は、先制された後に中日の投手が崩れて勝ちが転がり込んできたといっていい。本当にツイてます」

 運も実力のうちとはよく言ったもの。ただ、チームはまだまだ盤石とは言いがたい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」