グリエル解雇は大正解 キューバ選手は“百害あって一利なし”

公開日: 更新日:

「1月に米国とキューバの国交正常化交渉が始まった。国交が回復するようなら、若手を中心としたキューバの有望株、主に若手野手がメジャーに流出します。争奪戦になるのは必至で、膨大な資金がかかる。金満球団は問題ありませんけど、ヨーイドンの争奪戦を避けたい球団は今のうちから有望株にツバをつけていると聞きます。いわゆる『青田買い』です。そういった球団も含め、メジャーの触手がグリエルに伸びているのは間違いありませんよ」

■来日するのは戦力ならない選手か問題児ばかり

 日本はこれまでDeNAをはじめ、巨人ロッテなど多くの球団がキューバ詣でをし、キューバの言い値で選手を獲得してきた。韓国や台湾を含めたアジアへの売り込みに対し、真っ先に飛び付いたのも日本だった。ある球団の幹部はキューバ詣でをせずにいると、「おたくは来なくていいのですか?」と連絡があったという。

 そうやってキューバの前に土下座外交を展開してきたものの、やってきたのは問題児のグリエルや、問題は起こさなくても戦力にもならないセペダ(35=巨人)のような連中ばかり。昨年シーズン途中に加入して3割を打ったロッテのデスパイネ(28)もしょせんは打つだけの選手。メジャーでは評価の対象にならないから、日本に出稼ぎに来ているだけだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは