中日に3連敗の巨人 「“新成”なら若い選手使え」とOBバッサリ

公開日: 更新日:

「ベンチが我慢をしなければ、育つものも育たない。あれだけ、新成を喧伝していたのだから、結果に目をつぶっても最初はフレッシュな選手を使って、巨人は変わったなというものを見せて欲しかった。下からの突き上げがなく、ベンチも結局は実績、経験優先だからレギュラー陣には危機感がない。簡単にボール球に手を出すなど実に淡泊な野手陣の打撃、スイングを見ていると、そう思わざるを得ません」

■原監督は“言行不一致”

 巨人はこの日も敗れて中日に3連敗。2カードを終えて最下位に転落した。なんとか1点を返してなおも2死二、三塁とした最終回の好機に、5番の村田が二ゴロに倒れて試合は終わった。この日は2安打していたものの、最後の決定的な場面で撫でるような気のないスイング。巨人ナインの覇気のなさを象徴していたが、さる球団関係者が最後にこう言った。

「この日、捕手の相川が右足を痛めて途中交代した。離脱となれば、原監督の選択肢にはなんと阿部の捕手復帰が入っているようです」

 阿部は、原監督と本人の強い決意で正捕手を離れて一塁へのコンバートが決まったはずだった。指揮官は「慎之助がマスクをかぶることは99%ない」と言っていたにもかかわらず、たった6試合でそれを撤回しては、今季のチームづくりの根幹を自ら揺るがす事態。原監督の言行不一致、ここに極まれりである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは