マスターズ単独5位の松山に「課題は接戦でのパット」の指摘

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 4度目出場の松山英樹(23)が大爆発した。

 10位タイ発進の最終日は1イーグル、4バーディー(ノーボギー)を奪い、この日ベストスコアタイの66。通算11アンダーで自己ベストの単独5位に終わった。

 アウトは我慢のゴルフが続いた。1番パー4は2打目がグリーンをオーバーして、観客席に打ち込み、3打目をピンそば1メートルに寄せてパーセーブした。出だしからショットが安定しない。前半は7番までパーオンしたのは1ホール(5番)だけ。1パットパーでしのぐ重苦しい展開が続いた。

 そんなイヤな雰囲気を変えたのが、8番パー5だ。2打目をグリーン手前まで運ぶと、3打目はもう少しで2日連続のチップインイーグルかという見事なアプローチを見せた。ここで50センチの初バーディーを奪うと、攻撃モードにスイッチ。

 10番パー4は2打目をピンそば50センチにピタリ。アーメンコーナー入り口11番でも8メートルを沈め、連続バーディー。さらに13番パー5では、ピン左6メートルから3打目のイーグルパットをねじ込み、一気に2ケタアンダーとし、急浮上した。

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