イチロー屈辱…バット折られ凡退、チームも4連敗で10敗目
マーリンズ・イチローが屈辱を味わった。
19日(日本時間20日)のメッツ戦は4点を追う七回に代打で出場。1点を返してなおも無死一、三塁の好機にカウント0―1から2番手左腕ブレビンスの変化球を捉えきれずに力のない一直に倒れた。かつては安打製造機として抜群のバットコントロールを誇ったベテランが珍しくバットを折られた。
前日は九回に見逃し三振に倒れて2戦連続で結果を残せず、試合後は無言で球場を後にした。
イチローだけの責任ではないにしろ、チームは投打の歯車がかみ合わず、今季ワーストの4連敗。ここまで13戦してわずか3勝。メジャー最速で10敗に到達し、ナ・リーグ東地区の最下位に低迷している。
開幕前、レドモンド監督は「チームに勢いをつけてくれる存在だ」と期待を寄せたが、現状ではカンフル剤の役割も果たしていない。
このままだとベテランの立場はますます厳しくなりそうだ。