首位キープのヤクルト 原動力は阪神との「80周年対決」

公開日: 更新日:

 首位ヤクルト中日に勝ったが、阪神は先発のメッセンジャーが六回に突如崩れて7失点KO。DeNAに負けて5位に転落した。

 くしくも3点差ゲームで明暗を分けた両球団には、ある「共通点」がある。阪神は今季、球団創設80周年。現場はユニホームの袖に記念のシンボルマークを付けて戦い、フロントはさまざまなイベントで盛り上げる。関係者たちは「節目の年に優勝狙う」と、鼻息が荒い。

 一方のヤクルトも、今年は本社が創業80周年を迎え、現在は感謝祭を実施中だ。こっちだって衣笠球団社長が「本社創業80周年に大きな花を添えるべく優勝めざして戦う」と、3月の激励会で誓った。

 ヤクルトのあるOBは「だから阪神にだけ80周年で商売させるわけにはいかないんだよ。そんな思いが、予想外の首位キープにつながっているんじゃないか」とみているのだが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち