7連敗後に4連勝 DeNAに“一筋の光”照らした「投手陣」

公開日: 更新日:

「一番欲しいときにしっかり答えを出してくれた」

 26日の中日戦。DeNAの中畑監督が喜色満面で振り返ったのが、3-3の同点で迎えた六回だった。1死二塁から3番の梶谷、4番の筒香が連続適時二塁打。中軸の活躍で試合をひっくり返し、これで7連敗後の連勝を4に伸ばした。

「逆転で勝ちをつくる、これこそチーム力!」

 指揮官はいつも以上にご機嫌だったが、この日の本当の勝因は投手陣だろう。

 2回3失点でKOされた先発・高崎の後を受けた4投手が三回以降を無失点に抑える好投。特に2番手の小杉が3回1安打3奪三振と完璧な投球で試合の流れを引き寄せた。今季はこれで6試合に登板し、10イニング1失点。抜群の安定感に、「彼が投げるとチームの雰囲気が変わる。先発で使いたいなぁー」と中畑監督も絶賛だった。

 4連勝で貯金を1としたDeNAの課題は一にも二にも投手力。リーグ5位のチーム防御率3.90を改善してこそ上が見えてくる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  2. 2

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  3. 3

    国分太一が無期限活動休止へ…理由は重大コンプラ違反か? TV各局に全番組降板申し入れ、株式会社TOKIO解雇も

  4. 4

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題か...大谷の“献身投手復帰”で立場なし

  1. 6

    中学受験で慶応普通部に合格した「マドラス」御曹司・岩田剛典がパフォーマーの道に進むまで

  2. 7

    進次郎農相の化けの皮ズルズルはがれる…“コンバイン発言”で大炎上、これじゃあ7月参院選まで人気持たず

  3. 8

    砂川リチャード抱える巨人のジレンマ…“どうしても”の出血トレードが首絞める

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  5. 10

    「育成」頭打ちの巨人と若手台頭の日本ハムには彼我の差が…評論家・山崎裕之氏がバッサリ