連盟の“権力争い”まで絡み…浅田真央「現役続行」の全舞台裏

公開日: 更新日:

 スケート関係者が言う。

「Cランク落ちは、女子フィギュアが18年平昌五輪でメダルの可能性がないと判断されたことであり、それに伴いサポートレベルも下がる。連盟の衝撃は大きかった。ちなみに羽生結弦(20)の男子フィギュアはAランクのままです。これは当然としても、浅田、安藤美姫鈴木明子がいない今、国内フィギュアの人気を支えているのは羽生一人といっても過言ではない。その羽生を公私にバックアップしているのが、かつてフィギュア界の女帝といわれた元強化部長の城田(憲子=68)さんです。彼女は日本フィギュア界にとっては功労者ですが、06年に表沙汰になった連盟の不正会計問題で理事を引責辞任した。あの醜聞で力が衰えたとはいえ、羽生が金メダルを取ってから存在感を増してきた。面白くない連盟幹部が城田さんの増長を阻むため、真央復帰に動いたという声もある」

 ともあれ、真央の現役続行は平昌五輪の出場を目指すことを意味する。首尾よくキップを手にしても、本番は27歳だ。その時は3回転半ジャンプでなく、女子も4回転が主流になっているに違いない。伸び盛りな10代選手の引き立て役で終わる可能性だってあるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    巨人の“お家芸”今オフの「場当たり的補強」はフロント主導…来季もダメなら編成幹部の首が飛ぶ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 5

    国民・玉木雄一郎代表の“不倫相手”元グラドルがSNS凍結? 観光大使を委嘱する行政担当者が「現在地」を答えた

  1. 6

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  2. 7

    若林志穂さん「Nさん、早く捕まってください」と悲痛な叫び…直前に配信された対談動画に反応

  3. 8

    米倉涼子に降りかかった2度目の薬物疑惑…元交際相手逮捕も“尿検査シロ”で女優転身に成功した過去

  4. 9

    国民民主から維新に乗り換えた高市自民が「政治の安定」を掲げて「数合わせヤドカリ連立」を急ぐワケ

  5. 10

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで