弱気の現役復帰宣言 浅田真央に立ちはだかる新ライバルたち

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「ソチ五輪、世界選手権が終わってからは最後の1年と思って、やり切った気持ちが大きかった。でも、休んでいる時に自然と試合に出たいなと思ってきました」

 18日、こう言って正式に現役復帰を表明した女子フィギュアスケート浅田真央(24)。昨年5月からおよそ1年に及ぶ休養の末の現役続行宣言とあって、会見場には100人を超える報道陣が押し寄せた。人気者の復活にファンもスケート関係者も大喜びだが、もろ手を挙げて喜んでばかりもいられない。

 浅田は今シーズンが始まる直前の9月に25歳を迎える。本人も会見で「私は今24歳なので、スケート界ではベテラン」と語ったように、女子フィギュアの絶頂期は子供から大人に差し掛かる10代後半から20代前半といわれる。仮に24歳の浅田が今、トリプルアクセルを含めた高難度のジャンプを跳べたとしても、今後の伸びしろは限りなく少ない。本人もそれを理解しているから「今の目標は以前のレベルに戻ること。現段階で(3年後の)五輪は考えていない」と弱気発言を繰り返したのだろう。

 諸外国のライバルの調整具合も見過ごせない。

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