<第35回>日本ハムGMが仰天したのは本塁打より三直だった

公開日: 更新日:
センバツ1回戦で藤浪から先制本塁打を打った大谷(C)日刊ゲンダイ

 高3春のセンバツ、1回戦の大阪桐蔭戦は、プロ側にとっても重要な判断材料になった。

 前年の夏の甲子園で151キロをマークした大谷が秋に故障、ひと冬越して、どんな投球を見せるか。非凡だった打者としてはどうか。日米のスカウトがネット裏から大谷の一挙手一投足に注目した。

 その大谷が二回、右中間に先制本塁打を放った。続く2打席目は四球、3打席目は三直、4打席目は遊飛。スカウトたちはいっせいに色めきたったものの、ネット裏で見ていた日本ハムGM(現スカウト顧問)の山田正雄が度肝を抜かれたのは3打席目の三直だった。

「本塁打は金属バットだし、高校生の力があれば、詰まってもスタンドに放り込めます。さほど驚くことじゃありませんけど、あのサードライナーは本当にびっくりしました」と、山田がこう続ける。

「打者は通常、スイングの始動時に 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り790文字/全文1,165文字)

【連載】秘話 大谷翔平「二刀流の血脈」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”