「来季も残りたい…」 本田圭佑ミラン残留宣言の“損得勘定”

公開日: 更新日:

 なぜミランにしがみつこうとするのか? ハリルホジッチ日本代表監督の「所属クラブでレギュラーとしてプレーする選手を招集する」発言に大きく関わっている。

「ミランよりも力の劣る中位以下のクラブに移籍したとしても、そこでスタメンを張れるという確証はない。来季、ミランがすべてイタリア人選手になってしまうわけではないが、有望株のイタリア人若手選手を多く引き入れて助っ人を減らした場合、チームの弱体化は否めず、そうなると本田が主力として生き残る可能性も出てくる。そもそもミランは練習場や医療体制なども充実。サッカーをやるにはイタリア国内でもベストの環境です。慣れ親しんだミランでレギュラー争いをした方が得策。そう本田はソロバンをはじいているのです」(放送関係者)

 日本サッカー協会は来月1日、6月開幕のロシアW杯アジア予選に向けた代表メンバー発表を行う。本田にも招集レターが届いており、代表入りは内定しているが、スピードとキレのなさでハリルホジッチ代表監督の評価が下落中。これで所属クラブでベンチ要員になってしまうと、代表からお呼びが掛からなくなる。

「絶対にミランでレギュラーを死守」。これが本田の狙いなのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  4. 4

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  5. 5

    timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願

  1. 6

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  3. 8

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  4. 9

    波瑠のゴールインだけじゃない? 年末年始スクープもしくは結婚発表が予想される大注目ビッグカップル7組総ざらい!

  5. 10

    アヤックス冨安健洋はJISSでのリハビリが奏功 「ガラスの下半身」返上し目指すはW杯優勝