ミス続出の西武 「去年までのDeNAみたい」と巨人ナイン皮肉

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 巨人がボロ勝ちスタートだ。26日の西武戦で坂本、阿部、長野に一発が飛び出すなど打線が13安打11得点と爆発。投げては菅野が八回まで二塁を踏ませない好投で1失点完投。リーグトップタイの6勝目(4敗)を挙げた。通算900勝目となった原監督は「(交流戦)いいスタート。打つべき人がしっかり打って、打球も久々にプロ中のプロみたいな打球が多く出た。いいゲームだと思う」と話した。

 巨人は08年の日本シリーズで西武に敗れたものの、交流戦の通算成績は29勝15敗1分け。ほぼダブルスコアだから、立派な“カモ”である。巨人のあるナインがこう話していたことがある。

「日本シリーズで戦った頃の西武はスキがない野球をやるなという印象があった。でも最近は違いますね。若いチームでブンブン振ってくる。みんなイケイケだから勢いづかせると怖いんだけど、いかんせんミスが多い。セでいうとチームカラーはDeNAに近い気がします」

 確かに西武は自滅だった。二回に二塁・浅村が痛恨の暴投(失策)で先制点を献上すると、三回には金子侑が牽制死。みすみす巨人に流れを渡してしまった。巨人は昨季も西武に助けられた。さるチーム関係者が言う。

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