巨人はトレード敢行 阪神は補強急務なのにGMなぜ動かず?

公開日: 更新日:

「上位を争うチームがトレードでテコ入れをしているのに、阪神は何をやっているんだ?」

 阪神OBがアキレ顔でこう言った。10日に発表された巨人の矢野と須永、日本ハムの矢貫と北の2対2のトレード。首位を争う2球団が今後に向けて手を打った。これが阪神にも影響を及ぼしそうだ。

「巨人と日ハムが動くなら、阪神はなおさらだ。投手陣は中継ぎが崩壊してチーム防御率は3.63。攻撃にしても、三塁の西岡が故障し、マートンも不振。チーム打率.233、26本塁打、178得点とすべてリーグ最下位。5割前後をウロウロし、なかなか大型連勝できない状況を打破したい。例えば中継ぎは、福原と高宮しか計算できる投手がいない。トレードのひとつくらいあってしかるべきでしょう」(前出のOB)

 しかし、阪神の今季補強は、助っ人のサンティアゴの獲得だけ。昨オフは金子、宮西らFA選手の争奪戦に全敗し、一部で「6人目の助っ人」として元広島のキラらをリストアップしたと報じられたこともあったが、これも実現の可能性は低そうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情