巨人はトレード敢行 阪神は補強急務なのにGMなぜ動かず?

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「上位を争うチームがトレードでテコ入れをしているのに、阪神は何をやっているんだ?」

 阪神OBがアキレ顔でこう言った。10日に発表された巨人の矢野と須永、日本ハムの矢貫と北の2対2のトレード。首位を争う2球団が今後に向けて手を打った。これが阪神にも影響を及ぼしそうだ。

「巨人と日ハムが動くなら、阪神はなおさらだ。投手陣は中継ぎが崩壊してチーム防御率は3.63。攻撃にしても、三塁の西岡が故障し、マートンも不振。チーム打率.233、26本塁打、178得点とすべてリーグ最下位。5割前後をウロウロし、なかなか大型連勝できない状況を打破したい。例えば中継ぎは、福原と高宮しか計算できる投手がいない。トレードのひとつくらいあってしかるべきでしょう」(前出のOB)

 しかし、阪神の今季補強は、助っ人のサンティアゴの獲得だけ。昨オフは金子、宮西らFA選手の争奪戦に全敗し、一部で「6人目の助っ人」として元広島のキラらをリストアップしたと報じられたこともあったが、これも実現の可能性は低そうだ。

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