日本人大打撃…米キューバ国交回復でメジャーが“狭き門”に

公開日: 更新日:

「歴史的な一歩だ」

 米国のオバマ大統領が1日、米国とキューバ両政府が大使館を再開、54年ぶりに国交を回復させると言った。

 だからといって、キューバの選手がすぐにメジャーでプレーできるわけではない。両国間にはまだ、クリアすべきさまざまな問題が山積している。議会は上院下院とも国交回復に否定的な共和党が優位でもある。

 とはいえ、これまで亡命しか手段のなかったキューバ人選手が、大手を振ってメジャーでプレーできるようになる状況に大きく近づいたのは間違いない。

 キューバ人選手は身体能力が飛び抜けて高い。中でも野手の実力は折り紙つき。昨年打率2割9分6厘をマークしたプイグ(ドジャース)、100打点のセスペデス(タイガース)らは、すでにチームの中心選手の位置付けだ。投手はともかく、これまでメジャーで物にならなかった日本人野手は枚挙にいとまがない。ただでさえ力不足なのにキューバ人野手が続々海を渡るようになれば、いよいよ働き場所も制限されそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン