今季は“持ってる”DeNA 豪雨がG村田のエラー誘い劇的勝利

公開日: 更新日:

「勝った! すごいね! 勝ちましたよ!」

 DeNAの中畑監督も大ハシャギだった。15日、巨人相手にサヨナラ勝ちで3タテを食らわせ、98年以来となる前半戦首位ターンを決めたのだからムリもない。

 九回裏の攻撃中、突然の豪雨が襲った。徐々にマウンドはぬかるみ、人工芝のグラウンドに水が浮き始めた。これが奏功したのか。2死満塁でロペスの放った三ゴロは水をはじいて勢いを増した。巨人の村田はバウンドにタイミングを合わせられず、まさかの後逸で試合が決した。

 試合終了直後には土砂降りから一転し、急激に雨足が弱まった。自然を味方につけたような劇的勝利。前半戦は序盤で首位に立ちながら、交流戦で14敗。一時はBクラス転落を味わったが、前半戦は終わってみれば首位に返り咲いた。今年のDeNAには何かがある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?