スポーツ紙も増員 甲子園で清宮を待つ“メディアスクラム”

公開日: 更新日:

「清宮は公式戦デビューとなった4月の春季都大会でテレビカメラ6台に囲まれ、『プレッシャー? これからこういう環境でやっていかなきゃいけない人間だと思ってる』と言ってのける自信家。物おじしないタイプではありますが、さすがにその後のフィーバーは本人の想像を超えて面食らっている。甲子園に行けば練習から報道陣に追っかけまわされ、この夏まだ1本も打っていない本塁打が出るか出ないかと煽られる。活躍が注目に追いついていない、と自覚しているだけに周囲の騒ぎに流されて意気込みが空回りしないか、それが心配。自信家が裏目に出なけりゃいいんですが」(早実関係者)

 敵は対戦校だけではないのだ。

ゴジラ松井を5敬遠の明徳義塾が対戦熱望

 出場校のほとんどの監督の本音は「早実とだけは対戦したくない」だろう。

 西東京大会決勝、東海大菅生戦の八回、早実が5点差をひっくり返したときは神宮球場全体が早実の応援団といったあんばい。東海大菅生の投手陣は異様なムードに完全にのみ込まれ、最後はストライクすら投げられなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動