早実が乱打戦制し16強 清宮は“技あり”先制打含む2安打

公開日: 更新日:

“怪物”のバットが先制打を叩き出した。

 早実(西東京)の清宮幸太郎(1年)が13日、ベスト16入りをかけ、好左腕・堀瑞輝(2年)を擁する広島新庄戦に臨んだ。「3番・一塁」で先発出場。第1打席は一回1死一塁から2球で2ストライクと追い込まれると、カウント1-2からの5球目、内角寄りのスライダーにタイミングが合わず、空振り三振に倒れた。

 清宮の第2打席は三回1死一、三塁の好機で回ってきた。2球目の118キロの外角スライダーをバットの先でうまく拾って右前打。1-0と先制し、押せ押せの早実だったが、1死一、二塁からの遊撃ライナーで一塁走者の清宮が飛び出して併殺。この回は1点止まりだった。

 試合は乱打戦になった。早実は3-5と逆転された直後の五回、先頭打者として3打席目に入った清宮の左前打を口火に2点を奪い同点とした。カウント2-1から外角高めの138キロ直球を素直にレフトへはじき返した。

 六回1死一塁での第4打席は初球が臀部付近に当たる死球。これも得点につながり、4番の加藤(3年)の中前打で勝ち越しに成功した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち