宿敵ナダル撃破のツケか…錦織の“パンク”を専門家が分析

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「これまで一度も勝っていない相手との試合では、無意識に力が入るものです。すると上半身が硬くなり、いつもより動きが悪くなる。人間の体重の65%ぐらいは上半身の重さです。例えば、硬さのある上半身を捻ると、下半身との連動も悪くなり、足腰への負担が大きくなる。それでも自分の思うような動きができてしまうこともある。その相手が、過去全敗のナダルなら気持ちもどんどん乗ってくる。それは、100キロしか出せないエンジンなのに130キロ以上で走り続けるようなもの。必ず足首やふくらはぎなどが悲鳴をあげます。それにしても、今年の錦織は故障が多い点は気になります」

 昨年準優勝の全米オープンも、100%の状態は無理かもしれない。

 世界1位のジョコビッチ(28・セルビア)とマリーの対決となった決勝は、マリーが6-4、4-6、6-3のフルセットの末に制し、通算35回目の優勝を果たした。両者は今回が通算28度目の対戦。対戦成績はマリーの9勝19敗となった。

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