4勝同士のテレサ・ルーとイ・ボミ 実力差はどこにある?

公開日: 更新日:

【日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯】
 
 最終日は事実上、最終組でプレーした賞金ランク1位イ・ボミ(27)、2位テレサ・ルー(27)との直接対決になった。

 テレサは6アンダー1位タイ発進。ボミは2打差3位発進。15番までスコアが変わらないテレサに対して、ボミは1打差まで迫った。勝敗を決定づけたのは上がり3ホール。テレサが16番パー4で3メートルのバーディーを奪うと、ボミは10メートルから3パットボギーとして3打差に開いた。

 続く17番パー3ではテレサがまさかの池ポチャ。それでも池手前からの3打目をピン上1メートルにつけ、ボギーでしのぎ、2打差。そして18番をバーディーフィニッシュとしてボミに3打差をつけ、最後まで手を緩めず逃げ切った。

 先週、ボミが4勝目を飾り、賞金女王、史上初の2億円突破は間違いなしと思われた。が、これで2人の差は約5845万円から約4164万円まで縮まり、この先が面白くなってきた。

「この日の試合内容を見る限り、実力はテレサ・ルーの方が上です」と、田原紘プロがこう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝