初日80位Tの宮里藍 “特権”食いつぶし米ツアーにしがみつく

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【エビアン選手権】

 米女子ツアーの来季シード権は賞金ランク80位まで。78位と当落線上の宮里藍(30)にとって、出場が確定している大会は、今週のメジャーが最後だけに好スタートを切りたかったところだ。

 試合前に、「メンタルが課題。パッティングのストロークではなく、どこまで自分を信じてプレーできるか」と語っていたが、不安が的中してしまった。

 イン発進の初日は、出だし10番パー4の3打目に絶妙のアプローチを見せて1メートルに寄せながら、パーパットが入らない。

 13番で初バーディーを決めるも、続く14番では1メートルのパーパットがカップにけられてしまう。

 15番パー5は3打目をピンそば50センチにつけて、2つ目のバーディーを奪うも、その後は17番、18番、1番、3番とボギーの山を重ね、初日は首位と9打差の4オ―バー80位タイ。予選通過も来季シード権も怪しくなった。

「タフなコンディションにスコアメークが難しかった。上もすごいスコアが出ているわけではない。このコースでボギーが出るのは仕方ない。明日は焦らずにじっくりプレーしてスコアを縮めることが出来たらいい」(藍)

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