V逸でも続投濃厚 巨人原監督に“伝説超え”のモチベーション

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「次世代のゴジラ松井や高橋由監督につなぐまで、現段階であと2年程度という予測がある。それまで内部昇格や新しい監督を招聘するにしても、“つなぎ感”が強くなってしまうこともあって、原監督に続投してもらうのが一番スムーズで無難という見方です」

 チーム打率はリーグワーストの.243。昨季から続く歴史的貧打の責任を取る、という考えも原監督にはないようだ。球界関係者が言う。

「今季で監督生活は合計12年目。これは巨人歴代3位の長期政権で、上には14年の川上監督と15年の長嶋監督の2人しかいない。あと2年、もしくは3年以上指揮を取れば、伝説の監督2人に並ぶか超えることになって、歴史に名を残すことができる。監督周辺にはそれを目指すべき、という人たちがいて、本人のモチベーションになっていると聞く。06年以来のBクラスでCSに出られないなんて事態になれば、話は変わってくるだろうが、球団に引導を渡されない限り、自ら身を引くことはないでしょう。代わりに打撃部門のコーチ刷新など、首脳陣が詰め腹を切らされることになるはずです」

 原監督が晴れて来季13年目のシーズンを迎えられるとしたら、それは和田監督の功績でもありそうだ。

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