「心意気の低さ露呈」 男子プロの“寄付方法”に評論家が疑問符

公開日: 更新日:

 そもそも寄付とは人に言われてするものではなく、自分の意思でするもの。

「池田は選手会長なのですから、まず人に頼む前に、大山のように自分が寄付を申し出ればよかったのです。普段、ファンに感謝していると口にするのなら、こういう時に率先して行動するのが本当の意味の感謝です。気持ちがある選手がすればいいだけの話で、気持ちがどの程度あるか、10%とか数字で決めるものではありません。大山はこれまで支えてくれたファンに感謝しているからこそ、少しでも力になれればと思ったのでしょうが、これこそ本当のプロです。もらう方だって心から感謝しますよ」(前出の宮崎氏)

 大山は2011年の東日本大震災以降、毎年、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子で稼いだ賞金をすべて被災地へ寄付。「プロ人生の続く限り全額寄付したい」(大山)と生涯寄付宣言している。

 男子プロには耳が痛い話だろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  4. 4

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  5. 5

    timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願

  1. 6

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  3. 8

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  4. 9

    波瑠のゴールインだけじゃない? 年末年始スクープもしくは結婚発表が予想される大注目ビッグカップル7組総ざらい!

  5. 10

    アヤックス冨安健洋はJISSでのリハビリが奏功 「ガラスの下半身」返上し目指すはW杯優勝