日本Sに水差され “賭博&新監督”巨人に両球団から怒りの声

公開日: 更新日:

「せっかく盛り上げようとしているのに、また、巨人が邪魔するのか!」

 両チームの関係者は怒り心頭だった。

 球界の最大イベントである日本シリーズの開幕を翌日に控えた23日、巨人が高橋由伸(40)の監督就任を発表。同時に18年の現役生活に幕を下ろすことも決まり、新聞もテレビも高橋由の「監督就任&引退」で持ち切りになってしまったのだから、ソフトバンクヤクルトからブーイングが出たのも当然だった。

 シリーズ開幕前日のこの日、決戦の舞台となる福岡では予告先発の採否を巡って、工藤監督(52)と真中監督(44)が監督会議でやりあった。

「パは予告先発をやってきたし、できれば取り入れたいと考えている」

 工藤監督がこう口火を切ると、真中監督は笑顔を見せながらもピシャリと言った。

「ウチは投手の関係があるので、予告をしない方向でやりたい。どうでしょうか?」

 真中監督は、「ジャンケンでもしましょうか」と冗談めかして返した工藤監督の提案にももちろん乗らず、「お互いが同意しない場合には、(予告先発は)やらないことになっていると思う」と譲らなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動