横田と植田を熱血指導 虎金本監督“大化け”育成計画の本気度

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「横田は打撃練習を見ていれば惚れ惚れします。でも、試合になるとサッパリ。それでも飛距離が魅力ですから、金本監督は本気です。掛布二軍監督は左のホームラン打者で、昨年からずっと横田を見ている。指導は掛布さんに任せるようです。その代わり、この日(8日)、高卒1年目の内野手・植田を(一軍キャンプの)安芸に呼んだ。そこそこパワーがある打者で、西武時代の松井稼頭央が頭にあるはず。彼のようなスイッチヒッターの遊撃手に育てたいのでしょう」

 一軍では、金本新監督が植田内野手をスイッチに転向させて熱血指導。二軍では掛布監督が横田外野手に長距離砲の極意を伝授。確かにマスコミ受けする師弟関係ではあるが……。

 ちなみに、習志野高からドラフト6位で入団した掛布二軍監督が30本を打ったのは入団5年目。翌年は48本塁打でタイトルを取った。東北福祉大から4位で広島入りした金本監督が3割を打ったのも5年目。今季トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成したヤクルト山田も高卒5年目だった。

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