来季から新ルール 「ブロック禁止」でプロ野球はどう変わる?

公開日: 更新日:

野球が大きく変わる」

 各球団の首脳陣が口々にこう言っている。

 プロ野球は来季から野球規則が改正され、本塁上のクロスプレーについて新ルールが適用される。

 捕手がベース上で走者をブロックすること、走者が捕手へ危険なタックル、スライディングをすることが禁止されるのだ。

 クロスプレーによるケガの防止を考慮された新ルールはメジャーでは昨季から導入されており、開催中の「プレミア12」でも適用中だ。

 秋季キャンプ中の12球団も対応に追われている。野手は本塁への走塁練習、捕手はタッチプレーの練習に時間を割いている。

 なかでも阪神は、紅白戦で一、三塁の場面から二盗を仕掛けたスキに三走が本盗を試みて成功させるなど、金本新監督が走塁意識の向上を求めている。捕手の梅野は別日の紅白戦を終え「ブロック禁止はかなり影響がある。ほとんどセーフになってしまう」と、不利な状況を嘆いていた。

「作戦は大きく変わると思う」とは、セ球団の作戦担当コーチ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動