CWC初戦突破も…“渋チン”サンフレッチェにバラ色選手なし

公開日: 更新日:

 ここ4年で3度のJリーグ制覇。間違いなく偉業である。チャンピオンシップ(CS)でG大阪と戦い、今季王者となったサンフレッチェ広島のコトだ。

 その広島が、昨10日に開幕した「FIFAクラブW杯(CWC)」開幕戦でオセアニア代表のオークランドシティー(ニュージーランド)と対戦。格下相手に2-0で順当勝ちを収めた。

 もっとも、Jリーグを制しようが、どれだけCWCで活躍しようが、オフに契約更改を控えている選手の年俸がポンと上がるわけではない。そもそも広島というチームは、Jの中で渋チンで有名だからだ。

「広島の14年度の人件費は13億4900万円。人件費トップ3の柏20億5900万円、浦和20億5400万円、名古屋20億5300万円などには遠く及ばず、下から数えて7番目の低さなんです。それも12、13年シーズンに優勝して年俸がそれなりにアップしながら、ですからね。今季のリーグ優勝もCWCの勝ち上がりも査定アップにはつながらず、広島の選手はバラ色のオフを満喫する――なんてことはありません」(サッカー担当記者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議