国内定着のプロ野球キャンプ “海外ブーム”再到来あるのか

公開日: 更新日:

 環境はどうか。米国キャンプといえば「施設周辺は何もない」と思われがちだが、ピオリア市はそうではない。飲食店も多く、焼き肉屋や日本料理店が並ぶフェニックス市は日ハムのキャンプ施設から車で30分程度の場所にある。ゴルフ場も多く、選手が暇をもてあますことはなさそうだ。

 今後も日ハムに倣って海外キャンプを行う球団は増えるか。

「難しいでしょう。行き帰りの渡航費がバカにならないので、二軍を連れていくことはほぼ不可能。その場合、一軍選手がケガをした時の入れ替えも容易ではない。なにより、メジャーの施設や環境に刺激を受けて、『オレもポスティングで海を渡る!』なんて言いだされたら困る球団も多い」(ある球団のフロント)

 メジャー志向の強い大谷は国頭(二軍)に置いていくか?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?