国内定着のプロ野球キャンプ “海外ブーム”再到来あるのか

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 環境はどうか。米国キャンプといえば「施設周辺は何もない」と思われがちだが、ピオリア市はそうではない。飲食店も多く、焼き肉屋や日本料理店が並ぶフェニックス市は日ハムのキャンプ施設から車で30分程度の場所にある。ゴルフ場も多く、選手が暇をもてあますことはなさそうだ。

 今後も日ハムに倣って海外キャンプを行う球団は増えるか。

「難しいでしょう。行き帰りの渡航費がバカにならないので、二軍を連れていくことはほぼ不可能。その場合、一軍選手がケガをした時の入れ替えも容易ではない。なにより、メジャーの施設や環境に刺激を受けて、『オレもポスティングで海を渡る!』なんて言いだされたら困る球団も多い」(ある球団のフロント)

 メジャー志向の強い大谷は国頭(二軍)に置いていくか?

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