「ザトペック投法」が武器のDeNAドラ2熊原は“全力少年”

公開日: 更新日:

 マジメで練習熱心な一方で、「天然系愛されキャラ」としてチームの輪に溶け込んでいる。

 第2クール初日の練習前、グラウンドでの投手ミーティングが終わろうとした時、先輩投手から「最後に熊原が何かあるみたいです」と声をかけられた。すると熊原は人気グループ「三代目J Soul Brothers」の有名な振り付けである「ランニングマン」を一心不乱に踊り、爆笑を誘ったという。

 先輩投手から「やってみてよ」と言われていたそうだが、これには投手陣から「『待ってました!』といわんばかりに恥じらいもなく、真剣な表情でやり切った。度胸あるなと思いました」「4日のバッテリー同士の食事会ではおとなしかったけど、あれでみんなの心をグッと掴んだと思います」と、好意的な声が聞かれた。

 熊原にそのことを尋ねると、苦笑いをしながらも「大学時代からそういうムチャぶりをされることもありましたからね。やれる範囲だったらみんなの前でパッと反応できますよ」と言う。

 マジメな性格で、練習も先輩のムチャぶりも全力でやり切る。愛嬌あるルーキーはこのキャンプで、実力もしっかりとアピールしないといけない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  2. 2

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    市船橋(千葉)海上監督に聞く「高校完全無償化で公立校の受難はますます加速しませんか?」

  5. 5

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  1. 6

    プロ志望の健大高崎・佐藤龍月が左肘手術経てカムバック「下位指名でものし上がる覚悟」

  2. 7

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  3. 8

    石破首相が「企業・団体献金」見直しで豹変したウラ…独断で立憲との協議に自民党内から反発

  4. 9

    長渕剛がイベント会社に破産申し立て…相次ぐ不運とトラブル相手の元女優アカウント削除で心配な近況

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希“ゴリ押し”ローテ復帰が生む火種…弾き出される投手は堪ったもんじゃない