“青木2世”ヤクルト山崎が「クソまじめ」といわれるワケ

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 去る13日のDeNAとの練習試合中、ヤクルト山崎晃太郎(22)が三木ヘッドコーチに声をかけられた。

「初めての実戦で凄い投球だな、打球だなと感じるのはよくわかる。でも、それは1イニングだけで終わりにしよう」

 新人の山崎にとってプロは当然、初対戦の投手ばかり。その投手を攻略するには何が大事なのか。投手のクイックは速いか、牽制はうまいか、初球の入り方は……。

「三木ヘッドからは『そういった情報を頭に入れ、メモにして整理をし、自分の財産にしていこう』ということを話してもらいました」(山崎)

 早速、情報を生かした。一塁の代走から途中出場した山崎は、大学時代にはやったことがなかった偽走を仕掛け、相手バッテリーを揺さぶった。

 三木ヘッド、福地外野守備走塁コーチから学び、初の実戦で試した。

「いい偽走だったな」

 三木ヘッドから声をかけられた。

 山崎は「投手のクイック、牽制の仕方を見て仕掛けました」と答えた。

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