金本監督がヘイグ推し…阪神“三塁争い”はさらなる激戦区に

公開日: 更新日:

 新助っ人がついに一軍の舞台に登場した。

 キャンプ中に左脇腹痛で離脱していた阪神のヘイグ(30=ブルージェイズ)が8日の西武戦に、6番・三塁でオープン戦初スタメン出場。3タコに終わったものの、1、3打席目の外野フライはともにライナー性の打球だったこともあり、金本監督は「2安打と判断している」と評価。調整遅れが懸念されるが、本人は「遅れている感じはない」と否定した。

 新助っ人の一軍デビューによって、三塁の定位置を狙う中堅、若手はいよいよ正念場を迎える。

 阪神野手のスタメン構成は、内野は一塁・ゴメス、遊撃・鳥谷が確定で、二塁争いは西岡がリード。外野は右翼・福留が決まっていて、ドラ1の高山(明大)も左翼レギュラーが濃厚。中堅を大和、横田が争う構図だ。

 三塁争いは最大の激戦区。ヘイグをはじめ、今成、新井に若手の陽川、二塁争いに敗れた場合の上本が「三塁バトル」に参戦する可能性もゼロではない。ただ、ヘイグは二軍調整中、掛布二軍監督から「打撃は腕の使い方が柔らかく、どんな球も対応できる。守備も結構、肩がいい」と一定の評価を得たという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー