高木京だけに謝罪の場…笠原ら3人と別扱いした巨人の思惑

公開日: 更新日:

■再起の道を残し意味合いの他にも

「昨年解雇された3人は、チーム内では問題児だったが、高木京は違う。野球に関してはマジメで、気配りも人付き合いもちゃんとできる男という球団の評価。マスコミ受けも上々だった。何より通算139戦負けなしというプロ野球新記録を持つ一軍の貴重な『戦力』です。謝罪会見を行って、将来的に再起の道を残してあげたいという意味合いもあったのではないか」(球界関係者)

 高木京は虚偽の説明を続けていたことについて、Bが「『君は大丈夫だから』とボクを安心させる言葉を言ってきたので、その人をいい人だと思い込んでしまった」と説明。「最初はいい人だと思っていた」というBについて「今はすごく怖い人」と繰り返した。8日夜に球団が緊急会見を開き、高木京の野球賭博関与を公表した後、笠原とBから、高木京とその家族の携帯電話に何度も着信があったといい、高木京は「怖くて電話に出られなかった」と話した。Bとその知人は高木京の関与をもみ消す代わりに、巨人のスキャンダル情報を提供するよう要求してきたというから、まともでないのは確かだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到