大会初の8強入りも…錦織を襲う「ハードコート」の反動

公開日: 更新日:

 なお、錦織は次戦で第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。

 会場の「インディアンウェルズ・テニスガーデン」はハードコートを採用。他のハードコートと比べてもサーフェスは硬い。錦織に限った話ではないものの、下半身への負担が大きいとされる。

 それに加えて、会場は砂漠地帯にあるため、空気は乾燥し、コートの硬さも加わってボールが弾みやすい。長身のビッグサーバーに有利とされ、錦織のような上背がない選手はハンディを強いられる。

 錦織は昨季、右肩、左わき腹を痛めた他に、下半身も故障がちだ。常にケガのリスクと闘っている錦織は今大会後にハードコートの反動に苦しめられるかもしれない。

▽錦織の話「タイブレークを2つ取れたのが大きかった。(次のナダル戦は)タフな試合になるけど、リズムに乗ってきたので楽しみ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  3. 3

    ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ

  4. 4

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  5. 5

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  1. 6

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  2. 7

    高市首相が狙う悪夢の“強権官邸”復活…安倍時代の再来へ「経産-警察ライン」で恐怖政治

  3. 8

    最終盤の宮城県知事選は仰天の展開! 高市首相応援の現職vs昭恵さん&参政党支援の元自民議員でデッドヒート

  4. 9

    小川晶市長「ラブホ密会」の震源地…群馬・前橋市のナイトスポットで“まさかの声”続出

  5. 10

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル