不安な救援陣に守護神不在 マー君勝利にはフル回転しかない

公開日: 更新日:

 右肘手術からの復活を目指す右腕が不安をのぞかせた。

 ヤンキース・田中将大(27)が17日(日本時間18日)のパイレーツ戦に登板。2回を1本塁打含む4安打2失点。予定の4回を持たずに降板した。

 初回、2番マカッチェンに被弾。二回には連打でピンチを招くと2死後、1番ジェイソーに右前打を許して2点目を献上した。

 昨季の田中はチーム内ではベテラン左腕サバシア(28本)に次ぐ25本塁打を喫した。今季は被本塁打を減らすことが課題の一つ。4月4日のアストロズとの開幕戦マウンドに向けて不安を残した。

 4月はアストロズ戦を含めて5試合に登板予定も、序盤は思うように勝ち星を伸ばせない可能性がある。リリーフ陣に不安があり、勝利投手の権利を持って降板しても白星をフイにされかねないからだ。

 このオフ、レッズからトレードで獲得した通算146セーブの170キロ左腕チャップマンは、昨年10月に発覚した恋人へのDVでMLBから「家庭内暴力違反」により30試合の出場停止処分を科された。復帰は5月9日のロイヤルズ戦からとなり、チームは開幕から守護神不在を強いられる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動