今年も全英前哨戦で棄権…錦織の体は6月に悲鳴をあげる

公開日: 更新日:

 錦織は「1週間ぐらいで回復すると思う」とは言うものの、昨年だって今大会を棄権した直後には「ウィンブルドンは大丈夫だと思う」と語っていた。

 今年は優勝こそなかったが、クレーの4大会は準優勝、ベスト4、ベスト4、4回戦と健闘。特に5月のイタリア国際の準決勝ではジョコビッチから第1セットを奪った。結局、逆転負けしたが、この時の心身のダメージは想像以上に大きかった。

 コートが赤土から、ツアーでは数少ない芝に変わり、打球の速度は速くなる。バウンドも低く、ラリーになればクレーとは異なる動きが求められる。疲労がたまる6月は、体格面でハンディがある錦織にとっては体が悲鳴をあげる時期なのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした