有村智恵とイ・ボミ…女子プロゴルフ“似た者同士”の明暗

公開日: 更新日:

【アース・モンダミンカップ】

 わずか4年間でここまで立場が大きく入れ替わるのも珍しい。米女子ツアーから撤退した有村智恵(28)と、いまや人気、実力ともナンバーワンになったイ・ボミ(27)の2人である。

 有村は2009年に自身最多となる年間5勝を挙げ、賞金約1億4000万円を稼ぐなど、大ブレークした。それからは「日本ツアーの顔」として女子プロ人気を牽引した。一方、10年に韓国ツアー賞金女王に輝いたイ・ボミは、翌11年から日本ツアーに参戦した。

 当時、有村は159センチ、57キロ、イ・ボミは158センチ、56キロ。背格好だけでなく、顔つきまで似ていたことから、ギャラリーのみならずカメラマンまで混乱するほどの“似た者同士”だった。

 ところが肝心のゴルフではイ・ボミは有村にかなわず、1年目は有村の3勝、賞金ランク3位に対して、未勝利、賞金ランク40位だった。翌12年になるとイ・ボミが伊藤園レディスで有村をプレーオフで下すなどツアー3勝。勝ち星は同じだったが、賞金ランク2位に躍り出てランク3位の有村を上回った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」