ポルトガル決勝へ ロナウドにあってベイルになかったもの

公開日: 更新日:

 欧州選手権(ユーロ)準決勝のポルトガル―ウェールズ戦(日本時間7日午前4時キックオフ)は、FWクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)とFWベイル(ウェールズ)との“銀河系エース対決”でもあった。

 この2人が所属するスペインのレアル・マドリードは、いつの世にも強豪国の主軸選手をかき集め、浮世離れした豪華メンバーから“銀河系チーム”と呼ばれている。そんなチームメート同士が大舞台で雌雄を決する。世界中から大きな注目を集めた一戦は、後半5分にいきなり大きく動いた。

 左からのショートCKをロナウドが凄まじい跳躍力を見せ、完璧なタイミングで捉えたヘディングシュートが、ウェールズゴールにズバッと突き刺さった。これでロナウドはユーロの通算得点を9に伸ばし、元フランス代表で「将軍」の異名をとったプラティニ(欧州サッカー連盟前会長)の最多記録と肩を並べた。

 その3分後。ゴール右からロナウドがミドルシュート。これをゴール前のMFナニが、右足を伸ばしてアウトサイドでコースを変えると、両チームの力関係から言って決定的な2点目が入った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも