米では規制緩和のギャラリー写真撮影 日本ではなぜNG?

公開日: 更新日:

 日本男子ツアーは「あくまで主催者の判断による」(担当者)ということで、一部の試合でエリアを限定して撮影を許可している大会があるが、大半では禁止だ。

 女子ツアーは「試合中の会場内での携帯電話での写真撮影は、一切禁止しています。サントリーレディスのみ、プロアマ戦の撮影は許可しています」(担当者)だった。

 シニアツアーは「原則としてプレー中の写真撮影は禁止しています」(担当者)。

 今後、携帯電話使用を緩和する予定があるのか。各ツアーとも「検討していない」という答えだった。

 米ツアーで携帯電話の持ち込みが許可されたのは2011年からだ。その5年後には写真撮影もOKにするなど、きちんとルールを定めて時代のニーズに敏感に対応している。

 ファンあってのゴルフ大会のはずだが、米国と違って日本ではいつまで経っても「携帯やめてください!」と、ツアー会場でトラブルになっている。米ツアーのように約束事を作れば、ギャラリー動員数も増えるだろうが、どうか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし