男子ゴルフ「チャリティーサイン会」で“写真NG”への疑問

公開日: 更新日:

 男子大会の会場では毎週、チャリティーサイン会が開催されている。熊本地震の復興支援のため、選手会の発案で国内開幕戦の東建ホームメイトカップから今週の中日クラウンズまで3試合で行われることになった。

 義援金を出せば、好きな選手のサインがもらえるというもので、先週のパナソニックオープンの会場でも、スタッフがギャラリーに寄付を呼び掛けた。

 最終日、最初にサイン会に登場したのは、第1組でホールアウトした選手会長の宮里優作(35)。サインをもらった初老の男性が「一緒に写真を撮らせてもらってもいいですか」と声を掛けると、宮里は「写真撮影はお断りしてるんです」とすげなかった。その場に大勢が並んでいるわけでもなく、寄付した人にしたら写真の一枚ぐらいいいじゃないかという雰囲気だった。

 なぜなのか。宮里を直撃した。

「大会がやるチャリティーフォトっていうのが別にあるのです。ですから、まずはサイン会ということです。皆さんにはご理解いただいてます。サインだけでもチャリティーですので、チャリティーする心が大事だと思いますので」(宮里)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー